どうも。
レギオンです。
昨日言語聴覚士についての記事を書くと言ったな。
あれは嘘だ。
(サリーの悲鳴)
でも。今日も学校で勉強してましたとも。言語聴覚士を目指して。
言語聴覚士。学校の学科は「言語聴覚学科」。
様々な人に、「何学科?」とか「何になるの?」って言われるので。
「言語聴覚(士)ッス」て答えるんですけど。
「それってなに?」って言われることが本当に多い。
下手すると、医療系の学生さんでも知らなかったり、間違えて覚えていたり。
ってことで、言語聴覚士ってなんだよって話をします。
言語聴覚士とは。一言で言うと、
“言葉と、聴こえと、飲み込みの、リハビリをする人”
です。
世の中いろんな病気がございます。小さな風邪から、皮膚やら内臓やら神経やら、その他大きな病気まで。
そんな病気を治すのが、お医者様や看護師さんたちをはじめとする、医療スタッフの御役目。
まず、言語聴覚士もそういった医療スタッフのひとつであります。
そしてその中でも、「言葉や聴こえや飲み込みのリハビリ」をする人です。
人の脳は、生きる上で使う機能のほぼ全てを司っています。
「見る」「聴く」「運動する」「読む」「書く」「食べる」...場所ごとに担当する領域が決まっていて、当然、「言葉=話す能力」を担当している領域もあります。
近年、脳卒中をはじめとする、脳の病気になる方が多いのは皆さまご存知かと。
そういった病気のせいで脳が傷つくと、その場所の機能が失われてしまいます。
だから言葉担当の脳(の一部)が傷つくと、上手く喋れなくなるわけです。
もっっっのすごく簡単に言ってしまえばこういうことで。
モノの名前が出て来ない、上手に喋れない、相手の言っていることがよくわからない...
場合によっては何もしゃべれなかったり、言葉がわからなくなったり。
障害名としては、「失語症」「高次脳機能障害」などと呼ばれる類のものです。
言語聴覚士の仕事の中で比較的有名なのが、この言葉の障害に対するリハビリです。
失った言葉=話す能力を、取り戻したり、代わりの方法を探したり。
医療的には、どんな障害があるか検査したり、↑のための訓練したり。
障害に直面すると、ほとんどの患者さんは絶望されると思います。
でも、その状態から少しでも元に戻ろうとする思いを支えるのが、リハビリテーション職の役目。
言葉だって例外ではないのです。
脳が傷ついても、言葉を取り戻すことはできるのですぞー。
いがくのちからってすげー!
ま、他にもいっぱい仕事があるんですが...一番わかってもらいやすいのがコレなんです。
とにかく、「言葉の訓練をする人」です。とにかく。
耳の話や、飲み込みの話は、また今度。
ちなみに私、先日内定を頂いたばかり。
4月から働くことが決まっているのですが、そこでの仕事もまた、少し違う領域のお話。
その話も含めて、いずれ。
そっちの方が本当はしたいのですが。
今は言語聴覚士と言う名前だけでもいいので、ひとりでも多くの方に知って頂きたい。
将来お世話にならない方が幸せです!
でも知ってるとちょっと役に立つかもしれないゾ!!(ウエハーマン感)
それでは。
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